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お正月の飾りつけって いつから?

2018年12月27日

クリスマスの飾りつけの

後かたずけもひと段落。

飾りつけをしている時は

ワクワク愉しみながら

ワイワイ&ガヤガヤ!

 

後かたずけは

なんだか寂しい・・・。

ジャンケンで負けた私が

「ひとりぼっちのクリスマスツリー

かたずけ」

歌のタイトルにあったような・・・?

 

次は正月飾りなのですが

いったいいつから飾りつけを

行えば良いのでしょうか?

 

神事にまつわることなので

神様に𠮟られてないように

調べてみました。

 

正月飾りとは、

その年の歳神様を迎え、

祭るために整えるものです。

 

一般の家庭では、

飾り付けは12月27日位

から始めます。

 

29日は「苦を待つ」

31日は「一夜飾り」になる為

この日に飾るのは縁起が

悪いといわれています。

 

お正月飾りをとるのは

歳時記では14日とされています。

 

〆飾り

 

新しい年の福をも

たらす歳神さまが、

まよわないようにとの

願いを込めて神さまへの

道しるべとして、

門や戸口に飾るものや

神前に飾るものなどが

あります。

 

〆飾りは本来、

新わらを使って作り、

それぞれの地域によって

色々な縁起物で飾られます。

(松、竹、梅、橙、伊勢えび、

昆布など)

 

 

 

 

1. 松竹梅

 

寒さに強く古くから

お祝い事に使われています。

松は寒さに強く葉の色も

変わらないことから

誠実な心をあらわします。

 

竹はその真っ直ぐな性質

喜ばれます。

 

梅は春に先がけて咲くことと、

香りがよいこと、また、

歳神さまの降臨する神木で

あることから縁起のよいものと

されています。

 

 

2. ゆずり葉

新葉が開いてから、

古葉が垂れ下がって、

譲る形になるため、

ゆずり葉と言います。

 

子孫繁栄をあらわします。

 

3. 橙

 

橙の音が「代々」に

通じることから家が

代々続く子孫繁栄の意を

あらわします。

 

4. 裏白

 

葉の表は濃い緑で

常緑のまま繁茂するので

長寿を表します。

 

葉の裏が白いので

「裏がない」という潔白を

表します。

 

二葉が相対しているので

夫婦和合。

葉の裏が白いので

夫婦とも白髪にも通じ、

おめでたいものとされています

 

鏡もちの床飾りにも

使われています。

 

5.伊勢海老

 

お祝い事全般に使われます。

「伊勢」は「威勢」に通じ、

また、その姿が長寿を保つ翁に

似ているために不老不死を

あらわし縁起の良いものと

されています。

 

6. 水引

 

和紙をこよりにして

彩色した水のりで固めたもので、

元来は髪を結うときに

使われていました。

 

吉事には5,7,9本と

いうように奇数でまとめて

使います。

 

お祝い事では紅白や

金銀のものを色の濃いほうを

右にして使います。

 

多くの吉事には「結びきり」

「こま結び」といった結び方をします。

 

7. 昆布

 

「こぶ」の音が「よろこぶ」に

通じる為、お祝い事に使われて

います。

和名を「ひろめ」といい、

広まるに通じます。

 

昆布がよく結んで使われるのは

「むつびよろこぶ」に通じ、

家族が睦まじく幸福であることを

祝うという意味が込められています。

 

 

8. ヘイソク

 

神社でお祓いに使う祭具

「大幣」と同じような働きが

あると言われています。

 

外からの災いや厄を、

〆飾りにつけたヘイソクに

吸収させて家の中に災いが

入るのを防ぐとされています。

 

ヘイソクには白や紅白、

形も人形や馬形など

いろいろあります。